遷都

今年は新型ウィルスの蔓延で花見も自粛となっているので、空が明るくなった早朝に大原野神社に行きました。
三日間しか咲かないと言われている、千眼桜を見る為です。
本当はもう少し長い日数で咲くと思うのですが、ちょうど見事に満開で運がよかったです。
この神社は桓武天皇が奈良の都を長岡京に遷都するときに、奈良の春日大社の神様を祀られたのが最初です。
長岡京は都で疫病が流行したり、大雨による川の氾濫などがあり、10年間の短い期間で京都市に都を遷都することになりました。
大原野神社はその後も、天変地異などの国家の災難時に朝廷がお参りを行ってきたと言われています。
1200年以上前の話ですが、何か最近の日本の状況とよく似ていると思います。
文明が発達し広い地域との交流が深まり、人口が密集して行くときに、疫病が流行り異常気象もあり人々が苦しんできたのでした。
それらを今まで全て乗り越えて来た歴史もあるのですから、明るい未来を信じて耐えていきましょう。
お花見は、”平安”を祈願した2時間弱の散歩でした。

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