元気な地方都市
昨年の4月14日から16日にかけて、最大震度7の地震が二度もあって、それからちょうど一年たった時と重なりました。
新聞やテレビでも特集が組まれて、その時の様子と復興の足取りを取り上げていました。
皆さん大変な苦労をされましたが、今もまだ戻れない人たちもたくさんおられるようです。
熊本県中部の益城町を通ると、雨除けのブルーシートで覆われた建物が、たくさん車窓から見えました。
熊本市内には、手つかずで使えない状態で壊れた建物が、各所にまだありました。
屋根瓦など大きな被害のあった熊本城天守閣は、テレビ放送でもよく出てきますが、実際に訪れると、その周りの石垣も崩落し、大きな石が転がっているいる場所や、一層なのに全倒壊して無くなった建物もありました。
近くに夏目漱石が暮らした記念の建物が有るのですが、そこも震災の為に庭だけしか見ることが出来ませんでした。
今年も桜の花は綺麗に咲いたのですが、地震の被害がとても大きかったことが想像できます。
翌日は、不知火町松合の朝市に行きました。
熊本市内から1時間ほどの海沿いの場所です。
地元では”松合”の地名を ”まっちゃ”朝市の愛称で、月に1回開催されていて、これも偶然その日に当たりました。
早起きして朝ごはんも食べずに、6時半頃に着いたのですが、すでに沢山の車と人が詰めかけていて、驚きました。
『お味噌の詰め放題2分間1800円』 『無料の味噌味のおうどん』 『具沢山の だご汁250円』 など とても賑やかです。
それよりも驚くのは、早朝に大きな音で民謡ライブをやっていました。
年齢層は少し高いですが、とても元気な人たちに会って帰ってきました。
一年でここまで戻ったことが凄いです。まだまだこれからも大変だと思いますが。。