火の要慎
20年振りかの大雪が降って延期をしていましたが、春節の日にお天気がよさそうなので、思い切って愛宕山に登ってみました。
朝早くから、本格的な装備をした人や、元気な女性のグループなど、たくさんの人が登っていました。
登り口の清滝から山頂までは、4Kmあまりの山道で標高差は850mほどあるので、かなり急な坂を上ります。
三分の一ほど登ると、積もった雪が踏み固められて、たいへん滑りやすくなっていました。
軽アイゼンを装着して、足の置き場所を考えながら注意して登っていくと、雪が原因で大きな倒木が道を塞いだりしていました。
防寒具など脱いでいくときだけ止まって、他はゆっくりできるだけ休まないペースで登って行くようにしました。
頂上に着いて1300年以上の歴史がある、火の神様の愛宕神社で、火の要慎 のお札や お守りを分けてもらいます。
山に登るときは、皆さんが見ず知らずの人に ”こんにちわ!” ”ようお登りやす!” ”お気をつけて!” と声をかけてすれ違います。
市内で電車やバスに乗っている時は、下ばかり向いて周りに無頓着にスマホのゲームをしている人も、山に来ると優しい良い人に変われます。
往復で4時間半の、気持ちが良い楽しい”ハイキング”になりました。
【また、登るぞ!!】
標高差850m、雪道で往復4時間半はかなりいいペースですね!