幻の都
先週末に、長岡京の発掘に人生のすべてをかけられたといっても良い、中山先生の記念館に行ってきました。
長岡京という都は、聞かれたことはあると思いますが、半世紀前までは”幻の都”でした。
文献などにはあるのに、遺跡などがなくて、都の内容が良くわかっていなかったのです。
奈良の平城京が遷都された710年から70年余りすぎた、784年に向日市を中心にした地域に、桓武天皇が都を遷都したのですが、厄病などが流行ったことなどにより、10年で京都市内に遷都することになりました。
私財をつぎ込んで発掘調査され、お亡くなりになった後、先生のご自宅を長岡京市に寄付され、記念館として資料の展示などされています。
私は以前に中山先生のご家族と縁が有り、そこに行こうと思いながら近くて行きそびれていました。
ボランティアで解説をしてくださる方が有り、ゆっくりお話を聞いていると、8世紀という大昔の気分を感じられます。
阪急西山天王山駅から散歩して、途中にサントリーのビール工場前を通って10分ほどで行けます。
長岡京駅への帰り道に、5世紀にできた、恵解山古墳もあります。
また、その先に 明智光秀の娘(細川ガラシャ)で有名な、とても雰囲気の良い勝竜寺城公園があります。
ゆっくりとした時間を感じながら、歴史に思いをはせてください。
懐かしいお名前を聞きました。
子供の頃から長岡京市に住んでたので、
学校でもよく長岡京の勉強をしたものです。
中山先生のおかげで長岡京の事がここまで知れ渡り
認められたんでしょう。
記念館、一度行ってみたいですね。